Rhythm Is A Dancer

処方箋No.414




Snap! - Rhythm Is A Dancer
1992年
Keyword:Eurodance
Valuation:☆☆☆☆

1. Rhythm Is A Dancer (7" Edit)
2. Rhythm Is A Dancer (12" Mix)
3. Rhythm Is A Dancer (Purple Hazed Mix)

 1番流通しているLogic Records盤。他にもRemixesや新録を含めた再リリース盤が多々ある歴史的楽曲。

 ↓review↓
1. Rhythm Is A Dancer (7" Edit)

 Snap!はそれほど多くの楽曲を聞いた訳ではないけど、この曲とかは何かのコンピで昔聞いていて、それほどピンと来なかった。元々90年代のUK Dance Popは好きで、今でもたまに聞きたくなる時があってこれもその流れで聞いてみたら驚くほどハマった。

 ウネウネとうなるアシッドな低音シーケンサーにUK Dance Popらしいトランシーなシンセ・リフ、そこにどこか懐古的かつソウルフルなボーカルが入ってきて、しっかりしたリズム隊に支えられて曲が進行していく。アクセントになるリズムや展開部でのシンセ・ピアノ、お約束なRapパート等、隆盛したUK Dance Popのすべての要素がつまっている。これが92年に出て、その後の流れに繋がっていくのだから、歴史的という言葉がピッタリ。

 さりげに外せないのがMV。昔はそんなもの日本のテレビではほとんど見れなかったから純粋に音だけで聞いていたけど、こちらのPVは工場の中みたいなセットの上でスモークたいてダンサーが躍る中で歌っているという内容が、すごく響いた。あまり伝わらないかもしれないけど、懐かしさと映像のインパクトでハマってしまったという。もちろん、楽曲の素晴らしさもあるけど。

2. Rhythm Is A Dancer (12" Mix)

 Extended。Eurogroove - 「It's On You (Scan Me)」でも書いたけど、この当時はコンピCDで聞いていたので、そのほとんどがRadio Edit。なので、どうしてもExtendedだと間延びしているイメージを受けてしまう。7"にはなかった展開部もあるけど、これといってなので、単純に曲を聞くだけなら7" Editだろうか。

3. Rhythm Is A Dancer (Purple Hazed Mix)

 非常に驚きなのはこれ。Dance 2 TranceによるRemixだけど、この92年でトランスに近い音を出している。もちろん、ハウスを基調としてはいるけど、リズムの取り方がその後のジャーマン・トランスに繋がっていて、浮遊するシンセなどもトランスっぽい。その後片割れがJam & Spoonとして大ヒットするけど、この当時はやはり下地というか、キャリアがあってその後の大ヒットに繋がっていくというのが、色々探っていくと解ってきて面白い。

 それはともかく、非常に当時らしいもっさり感があるオリジナルを少し洗練させて、昇華した感があるこちらのRemixもなかなかイイ。といっても個人的にはオリジナルの方が好きだけど。


 John Virgo Garrett IIIはその後Saafi Brothersに参加するのだから、ホントに歴史って解らないものだなって思う。Saafi BrosにLuca Anzilottiが参加した時は誰?って思ってたけど、Snap!の人とは夢にも思わなかった。ロックでも何でもそうだと思うけど、ダンス・ミュージックも本当に面白い。

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