Listen

処方箋No.281




David Guetta - Listen


2014年
Keyword:Electro Pop, Electro House
Valuation:☆☆☆

1. Dangerous feat. Sam Martin
2. What I Did For Love feat. Emeli Sande
3. No Money No Love David Guetta & Showtek feat. Elliphant & Ms. Dynamite
4. Lovers On The Sun feat. Sam Martin
5. Goodbye Friend feat. The Script
6. Lift Me Up feat. Nico & Vinz And Ladysmith Black Mambazo
7. Listen feat. John Legend
8. Bang My Head feat. Sia
9. Yesterday feat. Bebe Rexha
10. Hey Mama feat. Nicki Minaj & Afrojack
11. Sun Goes Down David Guetta & Showtek feat. Magic! & Sonny Wilson
12. S.T.O.P feat. Ryan Tedder
13. I'll Keep Loving You feat. Jaymes Young & Birdy
14. The Whisperer feat. Sia

Bonus:
15. Bad David Guetta & Showtek feat. Vassy
16. Shot Me Down feat. Skylar Grey
17. Lovers On The Sun (Showtek Remix) feat. Sam Martin
18. Dangerous (Robin Schulz Remix) feat. Sam Martin

 ボーナストラック4曲を追加した邦盤。

 ↓review↓
1. Dangerous feat. Sam Martin

 ピアノのイントロ、ストリングスに続き渋いメイル・ボーカルが叙情的に歌い上げる。R&Bっぽいリズムに、ギター、うねるベースなど生音多用であまりらしくないといえばないけど、新境地?どことなく、タイトル的にもMJを意識してるのかなとか思ってみたり。可もなく不可もなく。

2. What I Did For Love feat. Emeli Sande

 讃美歌的ゴスペル4つ打ち。イントロからピアノの連打が出てくるまではひたすらリズムレスのゴスペルに、それ以降はリズムとベースが加わってきてお得意の展開なのだが、こちらもこれといって惹かれるものもなく。

3. No Money No Love David Guetta & Showtek feat. Elliphant & Ms. Dynamite

 Showtekはもちろん、クレジットを見るとNicky Romeroも参加。出だしこそ古き良き頃のR&Bな雰囲気で始まるのだが、ガッビガビなシンセを合図に4つ打ちに突入。Showtekらしいアゲな展開を持ってきてるけど、1度ブレイクするとあまりアレンジの変化なく同じ繰り返しになるのでちょっと微妙。メンバーの割には不発。

4. Lovers On The Sun feat. Sam Martin

 これがリリースされた当時は全然気にもとめなかったけど、こうしてちゃんと聞いてみるとカッコいい!渋~い低音ギターに始まり、Sam Martinのこれまた渋くて熱いボーカルが登場。そして、Aviciiらしいカントリーの要素が加わってきてブレイクするとエピックなシンセが入ってきて正に鳥肌もの。リズムもハウス基調のしっかりしたもので、ブレイクが多いのがちょっと残念だけど、すさまじくカッコいい。Extended欲しさにシングルも買ってしまうかも。

5. Goodbye Friend feat. The Script

 う~ん、めっちゃ普通なエレクトロ・ポップ。悪くないけど、めちゃくちゃ印象に残らない。リズムレスの部分も長いし、微妙。

6. Lift Me Up feat. Nico & Vinz And Ladysmith Black Mambazo

 穏やかな雰囲気の中でのびやかに歌うメイル・ボーカルからして好感が持てる。しばらく歌っていると徐々にリズムが出てきて、コーラスを挟んだ後にシンセが炸裂する、という王道ながらも非常に爽快でのりやすい。どことなくアマゾンにいるかのような先住民を意識したコーラスが随所に入っていたり、流麗なシンセ、ミュージカルな展開に心躍る。終わり方がちょっと寂しい気もするけど、イイ!

7. Listen feat. John Legend

 John Legendを前面に押し出した、バラード調リズムレス・パートと、シンセが炸裂するEDMパートを交互に持ってくる展開。2度目は壮大なストリングスが鳴り響いたり、EDMパートではシンセが踊ってドライブするベースラインもかなりイイけど、やっぱりどちらかに揃えて欲しいかも。バラードならバラード、EDMならEDM。悪くないだけに残念。

8. Bang My Head feat. Sia

 「Diamonds」の作曲者と聞いてから、どうしても声質がRihannaとかぶって聞こえてしまう。ホント、言われなければ解らないくらいソックリ。曲は、わずかな音で静かに歌いあげる前半、途中から高音に上昇して4つ打ちとシンセが炸裂する後半になっている。似てるといっても非常に伸びがある、ただのRihannaの劣化とは言わせない非凡なボーカル、炸裂するトランシーなシンセ、力強いキックが絶妙に絡み合っていて、かなりイイ。Extendedで、冒頭からしっかりリズムを入れてくれるともっと良くなるかも。

9. Yesterday feat. Bebe Rexha

 どことなくAviciiっぽいなと思ったらやっぱり参加してた。フォークなイントロ、カントリーなギター、Aviciiシンセなんかが非常にらしい内容だけど、「Lovers On The Sun」には遠く及ばない。構成、音の作りこみもそうだが、メロディがあまり…だろうか。

10. Hey Mama feat. Nicki Minaj & Afrojack

 Afrojackはよく解らないけど、EDMの人だよね?前作もTimbalandをfeatureした曲でおかしな曲作ってたし、これもベースをブンブンいわせながら、うるさいヘンテコ・シーケンサーが暴れてるし、まるで森の中にいるかのような気にさせる。病みつきになりそうな予感もするけど、個人的には微妙すぎる。

11. Sun Goes Down David Guetta & Showtek feat. Magic! & Sonny Wilson

 ちょいレゲエな雰囲気もあり~ので、熱のこもったボーカル、暑苦しい野郎コーラス、サビで炸裂する解りやすいEDMシンセがどうしようもなく引き付けられる。最初聞いたときは全然これっぽっちも気にもならなかったけど、何回か聞くうちに病みつき通り越して中毒になった。どちらのアイディアかは解らないけど、Showtekがうまく昇華させてるイメージ。こんな曲でずっと箱で踊っていたいです。最高!

12. S.T.O.P feat. Ryan Tedder

 激美しいピアノ・リフから始まり、これまた渋いメイル・ボーカル、徐々にリズムが出てきて、サビでシンセが爆発するという王道展開ながら、これが胸を締め付けるような切なさがあって大変素晴らすぃーーー!!1度ブレイクしてしまうとそのままサビまでキックなしという曲もあったけど、こちらはすぐリズムが戻ってくるし、2度目のBメロにはアコギを入れていたり、サビでのピアノとシンセの一体感はホント素晴らしい。このアルバムでは間違いなくNo.1。惜しむらくは、短すぎるのが難点…。もっとずっと聞いていたい衝動に駆られるので。それでも、それを差し引いてもあまりある出来栄えで、最高!

13. I'll Keep Loving You feat. Jaymes Young & Birdy

 前2曲が素晴らしすぎてあまり印象に残らないけど、終盤に向かってテンションを落とした内容。男女ツイン・ボーカルで、触れたら壊れてしまいそうな危うさを持った曲で、なかなかイイけど曲順的には不利かも。淡すぎて薄いだろうか。

14. The Whisperer feat. Sia

 ピアノの伴奏のみのしんみりバラード。Siaの冴えわたるボーカルとピアノの美しい対比がなかなかの出来だけど、バラードは今まで色々と聞いてきているので。あえて聞きたいとは思わないけど、アルバムの〆としてはGood。


Bonus:
15. Bad David Guetta & Showtek feat. Vassy

 アニメな声?に少し戸惑うけど、SultanとNed Shepardが参加。あまり2人のらしさは出ていないような気もするけど、トランシーなシンセと浮遊するシーケンサーは2人のものか。サビのShowtek感が出すぎているのはいただけないけど、まぁ可もなく不可もなく。

16. Shot Me Down feat. Skylar Grey

 西部劇EDM?随分と内省的で暗いリリックスに、淡々と歌い上げた後はシンセが炸裂、変な掛け声があったりとよく解らない。お好みで。

17. Lovers On The Sun (Showtek Remix) feat. Sam Martin

 Avicii感を消して、全編シンセで表現していて尚且つShowtekのアゲ感をプラスした非常にらしいRemix。ワープ感溢れるダーティ・シンセなんかは癖になりそう。当然オリジナルの方が好きだけど、使いどころによってはこっちのが盛り上がること必至。なんだかんだいってもさすがはShowtek。Allureもなんとかして欲しい。

18. Dangerous (Robin Schulz Remix) feat. Sam Martin

 オリジナルを4つ打ちに変えました的なRemix。ハウスっぽいリズム、低くうなるベース・ライン、あとは上物はほぼそのままなのでこれといってなのだが、無難にそつなくRemixしてある印象。お好みで。


 1度ピークに達してしまうと、その後のリリースではアンチが出ることは解りきっていることだけど、ブレイクに対してのアンチとは違って、下降曲線を加速させようとするアンチが出てくるのだから、相当に気をつかうか、はたまたはっちゃけて路線を突き進むか、難しい判断に迫られるだろうから、リリースの間隔もおのずと空いてしまうのも納得のいく話。そして、多くの場合がそのまま沈んでしまうのだろうけど、David Guettaの今作はそんなものをもろともしない内容に仕上がっている。もちろん周りの手も借りているし、葛藤もあったかもしれないけど、よくぞこんなアルバムを完成させれたなと感心してしまった。万人受けするとはいうものの、POPSに耐性がない人には厳しいかもしれない。EDMこれからな人には是非。

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